Farmer's Talk Pop

(2018年12月末、はてなダイアリー「夢男のファーマーズ・トーク」を統合しました)

ちょっとひと休み

地区の運動会、保育園・小学校の運動会、町のお祭りなど、8月末から始まった毎週の「雑用行事」も、先日の直売所研修旅行の引率でどうやら一段落。ひと雨ごとに寒くなって、それにともないキュウリの収穫もかなり減った。今年はハウスの抑制栽培の定植が時期が早かったこともあって、いつもの年より二週間ほど作業が前倒し。それが行事と重なり、大変な夏となった。忙しくなければ儲からないキュウリ農家の生活だが、ある程度の「休息期間」は「やる気」のためには、やはり必要だ。


直売所の研修旅行は会津方面の直売所めぐり。中型バスをチャーターしての直売所のメンバーのおじちゃん、おばちゃん20人ほどを引率しての日帰り旅行。若いというだけで*1組合の会計などをやらされている関係で、研修旅行も企画しなくてはならないのだ。当日はあいにくの雨。けれど、農家にとっては雨のほうがいい場合もある。天気がいいと仕事が気になって、落ち着いて旅行なんかしていられない。
数カ所の直売所を見学、買い物した後、鶴ヶ城へ。「白虎隊」や「荒城の月」で有名なあの城だ。12年前、結婚前の嫁さんと行って以来の場所。城の内部の展示はだいぶ変わっていた。今風になってあか抜けたという感じ。


お土産の店には、会津の歴史関連の出版物が多数あった。山形に比べてその多さにびっくり。「会津学」という言葉もあるぐらいだからとひとり納得。その中で思わず手に取ったのは、酒井淳著「会津の街道」(歴史春秋社刊)。会津地方の街道の歴史を解説した小冊子。図版が豊富で解説も読みやすい。
なぜ今、街道本かというと、最近、あるきっかけで時代小説にはまっているからだ。その主人公は上杉景勝に深く関係していて、上杉景勝といえば、会津藩米沢藩会津から米沢までの街道だ。また、夢男の先祖は天明年間に越後から移住してきた。当然、越後から米沢までは街道を来るしか無い。そんなことから、交通手段の限られた江戸時代の街道について興味を持ったという訳だ。


iTunesが7になったようだ。さっそくアップグレード。アルバムのジャケットが自動的に取得できるようになった。なかなか便利。以前からオンラインウェアで実現できていたようだが、標準でできるのはいいね。お気に入りのアルバムを壁に飾りたくなることはたびたびある。そういうことなのですね、技術の進歩といっても現実の人の「動き」や「感覚」がポイントということです。

*1:平均年齢が65歳ぐらいの会なので39歳は充分若い(笑)