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Farmer's Talk Pop

キュウリ農家 "夢男"の好きな映画や音楽や・・・

スウェーデン語がとても好きになってしまったのだ・・

Movie

ストックホルムでワルツを

AppleTV(初見)、☆4

ストックホルムでワルツを [DVD]

とても素敵な映画を見、音楽を聴いた。

スウェーデンの俳優・歌手のEdda Magnasonが、同業の先輩と言ってもいい"Nonica Z" Monica Zetterlundの半生を演じた映画とそのオリジナルサウンドアルバム。映画もサントラも全編、ジャズで満ち溢れてる。アーティストの伝記映画といってしまえばそうなのだが、この映画はそれだけでは終わらない。北欧が素敵なのだ。60年代のスウェーデンの生活、風俗がとても素敵!いわゆる北欧家具に囲まれた生活。車は普通にサーブだし(笑)

恥ずかしながらこの映画の主人公モニカも、彼女を演じてるエッダも初めて。モニカといえばベルッチしか知らないぐらいなのに(笑)でも、映画が始まった瞬間からグッと引き込まれる。母親として苦労しながらも、また音楽を愛するがゆえに成功しつつも不幸になるモニカの生き方だけれどもいつの間にか共感してる自分がいるのだ。

劇中、ジャズを母国語のスウェーデン語で歌いたい、という話が出てくる。で、モニカは母国語でのジャズで有名になっていくのだけど、そのスウェーデン語ジャズスタンダードがこれでもかというぐらい魅力いっぱいなのだ。英語の歌詞よりも情感が伝わる気がする。ブラジル音楽をポルトガル語で聞かないと伝わらないものと共通と言ったらいいのか・・

何と言ってもエバンスの”Waltz for Debby”をスウェーデン語で歌った”Monicas vals(モニカのワルツ)”が最高。オリジナルにも負けないテイクではないだろうか。トゥーツ・シールマンスの”ブルーセット”が”Bedårande sommarvals”として歌詞付きで歌われたりして、シールマンスのファンの私としてはブラボー!! デイブ・ブルーベックの”Take Five”が"I New York(イ・ニューヨーク)"だなんてたまらない!

映画は"Monica Z - Svit ur filmen"というインストルメンタル曲で終わる。この余韻がどうしようもないぐらいいいのだ。北欧の針葉樹の森と湖と山々。その中に消えていきそうな、いや消えてしまいたいと思う自分がいた。


追記:
この映画のモニカとその両親、また娘との関係。家族の描き方がとてもいい。なんというか、くどい演出じゃなくともうまく気持ちが伝わって来る。いや、こちらの見方がそうだからか。ともかく、家族愛の映画でもある。

Monica Z-Musiken Fran Filmen

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