Farmer's Talk Pop

(2018年12月末、はてなダイアリー「夢男のファーマーズ・トーク」を統合しました)

パソコンでの音楽環境

先日、iTunesの音楽環境に劇的な変化がありました。

  • iTunesのクラウド化
  • iTunes Plus(全曲DRMフリー化&アルバムの差額購入)
  • iTunes Matchの年末開始予定

この中でクラウド化については、私はiPhoneiPodMacBookも持っていないので、あまりというかほとんど恩恵はありません。家の中のパソコン同士で音楽を同期させてもあまり意味が無いし、だいたい、居間でApple TV経由でiTunesの音楽は聴くことができてますし。

でも、とてもうれしいのが全曲DRMフリー化。HTC DesireというAndroidスマホを持っていて、畑仕事等ではこのスマホに入っている音楽を聴いています。Appleからダウンロード購入した曲はDRMがかかっていて、iPhoneiPodじゃないから、中にはMP3に変換したり、他の機器で聴いたりするには制限がある曲もありました。所有のCDから取り込む分にはまったく問題は無いのですが、CDが入手困難だとか、または出てないなど聴きたい曲に限って制限があることもたびたび。それがようやく解消されます。

アルバムの差額購入できるのもうれしいサービスです。CDの場合、お気に入りの1曲のためにアルバムすべてを買わなくてはいけません。でも、曲もバラ買いできるiTunesはその点がいい。でも、あとでアルバムとして全曲購入しようとすると、最初からアルバムを買った時よりも高額になってしまう。もう一度購入済みの曲もアルバムとして全部買うのがお得となる場合もあります。でも、iTunes Plusが始まったおかげでバラ買いしても、残りのアルバムの曲は差額で全部揃えられます。無駄にならなくてうれしい!

年末には"iTunes Match"も始まるとか。料金(米国では年間24.99ドル)がかかるとはいえ、所有のCDがあればiTunesに取り込むと全曲、高音質なファイルをダウンロードできます。古い人間なので、音楽はCDとして手元に置きたいと考えてしまい、どうしてもiTunesのようにダウンロードした音楽ファイルにお金を払うのはためらいもありました。CDより音質がよくないという声も聞きます。私の再生環境がいいわけではないので、それほどこだわることもないのにかかわらず、品質については少し気になってました。でも、そんな私でも安心して購入できます。

夜、子供たちが勉強するようになったし、それぞれが自分の好きな音楽があるわけで、私だけが好みの音楽をスピーカーで大きくならすのはどうしてもできなくなりました。それでPCにヘッドホンを繋いで聴いているのですが、それがイマイチ低音が弱いし、チリチリとノイズが入ることがしばしば。PCでの音楽鑑賞は仕方がないのかもしれません。
そんな時、みつけたのが以下の機器。試しにだめもとで買ってみました。

USBで繋いでみると認識され、すぐ使用可能になりました。期待はしてなかったのですが、聴いてみると今まで弱かった低音部が増幅されているのがわかりました。ベース音がはっきりと聞こえます。同じヘッドホンとは思えない音…。耳が肥えているとは言いがたい私でも違いがわかりました。ということは、10000円以上するヘッドホンアンプと高級ヘッドホンの組み合わせだったら、もっといい音で聴けるのか…。

ともかく、今年はこれまで以上に身近に音楽を楽しむことができそうです。ムフフ…。



追記(2012.3.8):iTunes Plusで村治佳織の「カヴァティーナ」を50円払ってアップデートし、DRMフリー&高音質版にしてみました。そして前述の
ENERMAX ポータブルUSBアンプ DreamBass Genie AP001
で聴いてみたら、あ〜た、弦の1本1本から奏でられる音の響きが違う(気がする)。最高です! 本気でもっと高価なヘッドホンアンプ、考えちゃうな…。